すくすくようちえんで、しゅんくんといくちゃんが大きな声で、絵本の奪い合いです。
昨日から読んでいて、続きを今日読もうと思っていたしゅんくん。
今日読み始めて、まだ終わっていないから、しゅんくんには後にして欲しいいくちゃん。
両者譲りません。
絵本の引っ張り合いが、始まりました。
でも、このままじゃ絵本が破れちゃうって気づいたしゅんくんが、手話すと、しりもちをついて泣き始めたいくちゃん。それをみて、しゅんくんも泣き始め、・・・・・・。
あ〜あ、やっちゃいましたね。
両者、自分の状況と読みたい理由は、きちんと相手に伝えられています。
でも、相手の気持ち(立場)にはなれません。
そしたら、ゆきこ先生が、けんかの事情を聞いて、その絵本を声を出して読み始めました。
みんな、先生の所へ集まって来て、しゅんくんといくちゃんも行くと、先生は、絵本をパタンと閉じてしまい、・・・・・・。
ゆきこ先生、素晴らしいです!
しゅんくんもいくちゃんも、おんなじでした。続きを読みたかった気持ち。
そして、こういう事が出来るんだって、二人に伝えることができました。
親の立場になれば、きょうだいでの奪い合いで手を焼くこともありますが、「ごいっしょに どうぞ」は、本当に素敵な解決方法だと思いました。