1本の木、スダジィを通しての夏を描いています。
1本の木でも色々な夏があるんだなあと、その自然の雄大さに感動してしまいました。
これがちょっと出かけた先にある木ではなく、家の近くにある普段何気なく遊んでいる木という設定なのがとっても良かったです。
遠くにいかなくても、すぐそばにある木で自然の営みを感じられる。
ちょっと上をむいてごらん。いつでも夏の風は爽やかに拭いているんだよ、みたいなメッセージがとっても伝わってきました。
こういうふうに日常で幸せをいっぱい感じたいなあと思う作品でした。
息子は息子で、こんなに大きな木があるなんて羨ましいと感じたようです