からすのパンやさん」 のはらなずなさんの声

からすのパンやさん 作:かこ さとし
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:1973年09月
ISBN:9784032060706
評価スコア 4.8
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  • 長男の心の拠り所だった絵本

    パンやのおいしい香りに誘われて、からす達が集まりはじめ、
    やがて大騒動に…。パンの数も、そしてからすの数も半端じゃない!
    文句なくおもしろく、そして私にとって忘れられない絵本、です。

    当時私は病気の治療のために入院していました。長男は4歳でした。
    手術も成功し、久しぶりに家に帰ってきてびっくり。
    なんと、字を読めない長男がこの本をそらでスラスラ読んでくれたのです。
    おばあちゃんに毎日この本を読んで、とリクエストしていたそう。
    私がいなくて寂しい時に、息子はこの本を心の拠り所にしていたようです。
    当時のことを思い出すと、せつなくなってしまう私です。

    長男は絵本を憶えていますが、コトバはすっかり忘れてしまっています。
    でも、私にはしっかり残っています。
    舌足らずで、「かざぐるま」と言えずに「かぁぐるま」と言っていた
    まだあどけない声とか、からすの群集を前にアナウンスするりりしい声、とか。
    この本を開くと、当時の息子の声が聞こえてくるのです。

    投稿日:2008/10/18

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