♪あさいちばんはやいのは、ぱんや〜のおじさん…
これが私のパン屋さんに対する唯一のイメージでしたが、それとは、かけ離れたパン屋さんの真夜中の台所。
夢の中から迷い込んだと思われる少年ミッキーが、材料と間違われて、パン生地と一緒にこねられて、型に入れられ、オーブンで焼かれそうになる。ミッキーはオーブンから飛び出して、何故か生地で飛行機を作り、パイロットになり、ミルクを求めて飛び立つ。
センダックの作品らしく、表現が象徴的で、ちょっと不気味で、我が家のような単細胞家族には、理解するのに時間がかかる。いや、理解は一生できないかも。しかし、どの本もそうなのですが、何度も開いてしまう。センダック・マジックでしょうか?
これは、センダックの食べ物に対する感謝の気持ちを表したものなのかなぁ。
怖がらずに、読み聞かせに挑戦してみます。