いつものあきやまさんのナンセンスワールドかとおもいきや
これはちょっとテイストが違います。
お皿の代わりに頭に花が咲いてるはなかっぱくん。
おいしい空気や澄んだ水のところでないと頭の花がとたんにしおれてしまいます。
そしてまだまだ子どものはなかっぱくんの頭の上に咲いた花がなんの花かは判らない。
何の花だか知りたいはなかっぱくんはおじいちゃんに尋ねます
「ぼくのあたまのおはなってなんなの?」
その疑問を口にしたときのおじいちゃんのセリフについつい
「ほおおおお〜〜〜」と呟いてしまいました。
深い!深いんですよ!お話が。
私たちの子ども達にも目には見えないけれど
頭の上にお花が咲いているかもしれませんね。
どんな色でどんな形の花かはわかりません。
でもエネルギーに満ちた元気なお花。
それを親が空気をよどませたり水をにごらせたりして
知らず知らずのうちにしおれさせたりしていませんか??
とあきやまさんはオチャメなはなかっぱくんを通して
メッセージを送りたかったのでは!?と感じました。
3歳半の娘には判らなかったようですが
ラストのオチはいつものあきやまさんらしく
娘も笑っていました。