「奇跡」って
だれかの小さな親切や、
だれかの優しい心や、
だれかの小さな願いが
ちょっとずつちょっとずつ重なって・・・
そういうところに
ある日生まれるものなのかもしれない。
そんな風に思える、あたたかくて素敵なお話です。
クリスマスを祝う街や人々の
華やかな様子の絵を見ていると
見ているこちらもクリスマス気分が盛り上がります。
それとともに、
きびしい現実の中にも
「楽しむ」という心の余裕を忘れない少年の姿が
印象に残りました。
あの少年、将来立派な大人になって
とても幸せに暮らしていそうな気がします。
奇跡がおきた、あのもみの木とおなじように。