こちらの作品をボランティアメンバーの方に薦められていましたが、図書館にファルガさんシリーズ第一作の「たびにでたファルガさん」しかなかったので、先にそちらを読みました。
とっても楽しいのどかなインドのお話でした。
再び図書館にいったら、やっとこちらの作品に出会えました。
こちらシリーズ二作目のようです。
今回もなんともゆったりとした気持ちに浸れる、のどかで少しクスリとしてしまう作品でした。
今日は市が立つ日。
ファルガさんも荷車にトマト・タマネギ・ツガラシ・コリアンダー・白い卵に赤い卵・アヒルの卵も載せて出発です。
荷車を引く牛の足並みのトロット トロット トロットはお馴染みです。
ところが市場までの道のりが、どうも順調に進まずに、・・・・・・。
そんなに長い移動ではなさそうなのですが、災難が畳みかけるようにファルガさんに降りかかり、市場へ着くころには、売り物にならない荷が、車の上に。
ファルガさん、ここで知恵を振り絞り、・・・・・・。
どんな状況でもポジティブthinkingで、「なんとか なるさ」の鷹揚なパーソナリティが、魅力的です。
セカセカと気持ちだけ忙しい私たちの国では、ファルガさんのような人は育ちにくいでしょうねぇ。
最後は、読んでからのお楽しみということで、・・・・・・。