名作シリーズ3冊目にして最終巻です。
今回も冒頭からホッツェンプロッツが登場しますが、なんとなんと、彼は今回は脱走じゃなくて、晴れて釈放されたというのです!(2作目の冒頭では脱走してましたからね)
しかも、どろぼう稼業からは足を洗うというのですから、周りの皆が信じなかったのは当然!?
たまたま起きた事件の濡れ衣を着せられたホッツェンプロッツに、今回はカスパールとゼッペルが味方になって大活躍!!
これまでは一方的に悪者だったホッツェンプロッツが一転していい人になるという新たな展開を見せる最終巻。
これまでとはちょっと趣が違うけれど、でもテンポのよい話の展開は変わらずとても楽しく読めます。
ぜひ3冊読み通してほしいシリーズです。