おじいさんが「いのちのつぶだよ」と見せてくれたのがかぼちゃのたね。
みんなで畑をたがやして、その「いのちのつぶ」をまきます。
いのちが徐々に芽を出し育っていく様子をみんなでたいせつに守っていきます。
実りの秋、おおきくおおきく育ったかぼちゃは見ているだけでも美味しそうです。その収穫をする様子がとても可愛いです。
人間だったらまるごとひょいと持ち上げて収穫できるものも、この家族には大きすぎてスコップで種と実を掘りみんなで少しずつ運びます。
最後は自然の恵みを美味しそうな料理としてみんなで頂き、新しい「いのちのつぶ」も沢山できました。
命が大地で育ち、種を残していく。その命のつながりが私自身読んでいてとてもじーんとしました。
かぼちゃが育つ様子もまるで我が子を育てるようにお世話して心配して見守っている。
命の大切さ、まだまだ娘には難しいけど、この本から伝わってくれたら嬉しいです。