絵が全体的にどこか懐かしく、レトロな雰囲気が味わい深い絵本でした。
あかの絵本だから、赤いものばかりを紹介しているのかと思っていたのですが、しょうぼうしゃのページには救急車の説明がされているなど、ひねりが効いていて、一緒に読んでいる大人もうん、なるほど、と楽しめます。
ながぐつのページの色分けなど、必ずしもそうとは言い切れないものもあるけれど、最後のゆうひのページに添えられた言葉には納得でした。
さらっと読めばあっという間に読めてしまうのでしょうが、つい○○は…、と続けてしまっていつまでも会話が続いていきそうな絵本です!