10歳になったばかりの息子がいるため、タイトルに惹かれて読み始めました。
戦争、飢餓をはじめ、世界で起こっている様々な不条理な出来事に対し、関心を持ち始め心を悩ませる主人公タマラの姿をみて、10歳ってこういう年齢なんだ、と気付かされました。宿題に追われゲームとスポーツに心を奪われている我が子とは大違いですが、本来こういう年頃なのでしょう。
息子に読ませたところ、飢餓の話が出てきたところで、「想像したら怖くなってきた」と読むのをやめてしまいましたが、「本当のことだからあなたにも知っていてほしいな」と伝え、続きは私が読み聞かせました。
真面目な話ですが、10歳のタマラの目線で描かれているので、くすくす笑える所も多く、子供が読みやすくなっています。
ラスト数ページ、今夜にでも読み聞かせようと思います。
いま、絵本クラブの対象と知り納得です!