生まれた時から、ちいさくて弱々しいこぶたのマリウス。
息子も、体が小さく、いつも2歳は下に見られます。
同じ日に生まれた、他のこぶたたちは、どんどん大きくなって、
外で元気いっぱい遊んでいます。
でも、マリウスは一緒には遊べず、一人で空想しています。
ある日、勇気を出して、仲間に入れてもらいますが、体力がなく、
いじめられ、笑いものにされます。
そんなマリウスを、お父さんとお母さんが、なぐさめてくれます。
自慢のむすこだといって、抱きしめてくれます。
ある日、マリウスが大逆転する出来事がおきます。
いじめていたこぶたたちが、マリウスこそ勇敢だと気がつきます。
体が小さい事がコンプレックスだった息子に、
みんなに長所、短所があるということを知ってもらいたくて、
この絵本を選びました。
息子にも、だれにも負けない何かを見つけてもらいたいと思いました。