読み始めて、だんだんと事情が分かってきて、
涙が出るのをこらえながら、読み聞かせをしました。
お父さんがなくなって、その分も一生懸命働いている
かあちゃん。
その働いている姿を見ているからこそ、言いたいことを
言い出せなかった、ぼく。
「ぼくがいいたくてもいえなかったことば」
絵本に出てくる、この文章を読んで、どっと涙が
あふれました。
お互いがお互いを思いやる、とても素敵な親子だと
思いました。
我が家では、当たり前のようにしている、寝る前の
読み聞かせ。
でもそれは、本当は、とてもとても大切な時間なんだ
ということが、胸につきささりました。
この絵本の男の子のように、心の優しい子に育ってほしいと
心から思いました。