買ったばかりの頃、娘は動物の、ちょっとにぎやかな内容の絵本が好きでよく読んでいました。
なので、この絵本は少し静かで、物足りないかな?『かみさま』って言ってわかるのかな?と半信半疑で読んでみました。
でも。
子供は小さくても、赤ちゃんが生まれてくることをわかっていて、その時みんな、すてきなおくりものをもらってくるんだよ、ということでこの本を理解したようでした。
そのうち、自分やお友達は何をもらったか考えるようになったり…
そうすることで、みんな、すてきな何か(個性)を持っていることに気付くようになりました。
これは、大人のわたしにとっても発見でした。
普段考えていませんでしたが、娘のお友達や、自分の周りの人たち…みんな、おくりものをもらって生まれてきたんだ…
この絵本は、自分はもちろん、周りの人も大切に思う気持ちが育てられると思いました。