我が家で育てているコーヒーの木に、昨夏、花がはじめてつきました。
寒い土地ゆえコーヒーの木に花が咲くことなど諦めていたのに。
花が終わった後になった実は、最近赤く色づいてきていて。
毎朝、コーヒーをいれて飲んでいる私としては、「私のコーヒー」を
そのうちにいれられる日がくることを楽しみに過ごしています。
この絵本を読んで、そうそう!ほんとにコーヒーって素敵だよねって
頷いていました。
コーヒーの香ばしさ!ひとくち飲んだだけで、なんだか疲れた心や体が
リラックスできてしまうあの感じ!
「ぼく」は相当に疲れていたようだけれど、「モカ」とコーヒーが
この世界にあってよかったなあと思いました。
そう、この世界。たとえ「ぼく」が作り出したものであっても、
作り出した時点でもうこの世界に存在していると思うのです。
我が家にも実は「ぼく」が作り出したような世界が存在します。
小学生の娘が気まぐれに作る世界ですけれど、お休みの度に彼女が
書いたメニューが差し出され、「何がいいですか?」と(笑)。
メニューにはやっぱりいろいろな(普通のカフェではみかけない
ような)コーヒーが書かれていて。
今度の日曜は我が家のモカに「ミルクコーヒーひとつください」って
言ってみようかな。