福音館書店より『おとうさんねこのおくりもの』で刊行されたものが、翻訳あらたに童話館出版より出版された絵本。
おとうさんねこは昼間は畑仕事をしながら、夜に家族に内緒でこっそりあるものを作っています。
だからそれができあがるまでは子供ねこたちがいくらピクニックにいきたいといっても、「今日はだめだね」と素気ない返答。でもある日、「明日いこう!」といいだし、いざピクニックへ。
パパねこさんの秘密のものを見つけたときの子供ねこたちの喜び、そしてパパねこさんの満面の笑みがなんともいい味をだしています。
すごくたんたんとした話なのですが、子供達のために頑張っているお父さんの姿に、パパ大好きな気持ちが倍増されていくと思います。
お父さんの家族への思いがとっても伝わってくる絵本でした。