似たような種子島の”ひょうたんめん”も木の上のおとじろうまごじろうを水に映った影を目掛けて水の中に追いかけてるので、その時はちょっとまぬけだと思ってしまったのですが、やまうばも考えると夢中になってしまうとそこまで気が回らないのかなあと思いました。すみやきを食べることまで気が回らなくてうしかたのごろうを夢中になって追いかけていたんだと思いました。それとも、うしかたのごろうは若くて美味しそうで、すみやきは、真っ黒に日焼けして食べたいとおもわなかったのかなあと思ったりしました。うしかたの勇気や度胸が据わっていてとんちがきいて賢いなあと思いました。裏表紙のさばを背負ったうしの目がどこか羨ましそうに感じました。