えみちゃんとノラネコの“どん”とのショートショートで、
「雨の日のどん」「風の日のどん」「雪の日のどん」「晴の日のどん」と4つの章の中に短いおはなしが3〜4つ入っていて、全部で13話に分かれています。
ここ何年か日本は「猫ブーム」で、“猫”の出てくる本もぐっと増えました。
1つ1つのおはなしがとても短いので、
小学校低学年くらいからのひとり読みがお薦めです。
おはなしの全体的な流れは悪くありませんが、
えみちゃんと“どん”が会話できたりできなかったりするシーンの描き方で、「きまりの境目」みたいなのがはっきり見えずらいので、物語の設定にストンと納得できる人とそうでない人があるかもしれません。