東北大震災、震災による津波が起きたのは2011年3月11日。
この作品を手にしている方はご存知の通り、
この作品は、当時震災による津波でたくさんの被害がでた『女川町』に住んでいた当時15歳の少女が町の復興を描いた絵がきっかけで作られた作品です。
内田麟太郎さんの詩のような言葉とともに、赤いコートを着た一人の女の子が、港町を歩き回ります。
でも、最後には春がきて、女の子はコートを脱いでいます。周りには春の花が咲き始めます。
この最後のページが好きです。
こういう作品を読むと、改めて自分たちにも何かできることはないかと考えてしまいます。
こういう作品を読み聞かせに使うと、押しつけがましい感じがすることもあるので、個人的にはブックトークなどで紹介していきたいです。