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ギルガメシュ王ものがたり」 ぽた子さんの声

ギルガメシュ王ものがたり 作・絵:ルドミラ・ゼーマン
訳:松野 正子
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\2,090
発行日:1993年
ISBN:9784001106176
評価スコア 4.64
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みんなの声 総数 10
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  • 本当の強さって

    • ぽた子さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、女の子4歳

    ・腕白坊主に読み聞かせ
    小学校1〜2年生だと、自分の強さを見せつける為に、
    友達に命令したり、従わないと暴力を振るうような子がいますよね。
    それが、ギルガメシュ王なのかなと思いました。
    その王が、人間の持つ優しさに気づき、本当の友達を持つことが出来るようになるという話の展開に何かを感じとる事が出来るのではないかと読み聞かせてみました。
    古代文明に触れるような厳かな感じのするさし絵にこの内容、ギルガメシュ王とエンキドゥのどちらが、格好が良いのかは、低学年でも十分に理解できるようでした。
    ・人格形成の仕方に触れるような
    強い人間を神様がお作りになり、そのまま人間社会に送り込んだ場合と、動物達のいる自然界に送り込んだ場合に、人格が異なったという設定は、人育ての原点を示唆するようで、
    神話ならではの味があると思いました。

    投稿日:2006/09/29

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