初めて刊行されたのは1983年です。
副題に“五感のえほん”とあり、最近復刊したので、さっそく探してきました。
面白い作りで、1つの舞台のように作ってありますが、物語の展開は非常にファンタジックで、展開がナンセンスでした。
まぁ、“五感”を意識して作ってあるので、ストーリーに突飛なところがあるのもうなずけます。
こういうものだとわかって、面白がって読む作品だって、読み聞かせには向かないかもしれません。
絵の線も色彩も薄いので、遠目も利きづらいです。
本の中の言葉の音やにおいを読み手が五感を研ぎ澄ませて読まないとつまらないです。
意外とページ数が多かったのに驚きました。