鳥のヒナを捕まえるための道具が巣箱になったこと、
そしてそれはまだ100年ほど前の出来事だったことを知りました。
道具から巣箱へと用途が変わったいきさつもこの絵本で初めて知りました。
(大人になってもこういう学びがあるから科学絵本は面白いです。)
人間が動物たちの住む場所を奪っていることは多くの人が知っています。
知ってはいますが、そんな動物達の為に何か出来ることはないか…
とまで考えることは少ないと思います。
巣箱をかけることは鳥を保護するだけでなく、木々を守ることにもつながるそうです。
自分にもできる環境保護活動について考えるきっかけをもらいました。
絵は小さな子どもでも興味を持ち理解しやすいように、
丁寧に描かれ、また場面割されているように感じました。
木の実やリンゴをついばむ小鳥は本当に可愛くて、
うちもどこかに巣箱をかけられないかな、そんな気持ちになりました。