とても素敵な1冊だと思いました。鳥の住む巣箱がどのようにして作られるようになったのか、もともとどういった物だったのか、初めて知りました。
我が家は主人が外国人なのですが、ヨーロッパの家にも巣箱が置いてあります。なので子供も巣箱のことは知っているのですが、このお話を読んで、「また今度パパの国に行ったら巣箱をもっと置いてあげようね」、と言っていました。そしてまた、「今度自分でかわいい巣箱を鳥さんのために作ってみたい」、とも言っていました。
巣箱ってこんなに自由な発想でいろいろな物で作っても良いんですね。なんだかワクワクしてきました。子供も自分だけの巣箱を作ってあげたいみたいで、日本の家にも巣箱を置いてみても良いかななんて思いました。本当に鳥さんたちが来て住んでくれると素敵だな、そう思いました。
でも確かにこの本を見ていると気を切ってしまって鳥さんたちの住む場所ってなくなってしまっているのかもしれません。なんだかすごく考えさせられました。子供にとってもちょっと驚きだったみたいです。でも、普段何気なく使っている木の製品についても、子供に少し考えてもらえれば、と思いました。物を大切に使い、そして自然を大切に思う気持ちが子供に育ってくれたら良いな、そう思いました。
とても素敵な1冊だと思うので大人が読んでも、お子さんと一緒に読んであげてもお子さんと色々と話をしたりするきっかけになる、そんな1冊だと思いました。オリジナルの巣箱が作ってみたくなる、そんな1冊でも有ると思いました。オススメです。