アブアアとアブブブ、タイトルから不思議でしたが、お話もまたシュールで謎のお話でした。
アブの兄弟アブアアとアブブブは、2匹で一緒に一枚の紙をぶら下げて飛んでいて、誰かの顔の前に紙を下げるのが楽しみなんだそうです。なんとも訳のわからないいたずら?ですが、やってる本人たちは楽しくてしかたないんですよね。そういう経験、私も小学生くらいの時にあります(ごめんなさい!)。
アブに顔を隠された動物たちの反応はまったく描かれていないのもまた面白いです。淡々とお話が進みます。
読んでるといろんな謎が浮かんでくるですが、そういうのが一切解決されず終わるところがやっぱり面白いです。この絵本。