ライラは朝からついてないことが続きご機嫌が優れません。おかげで習い事のバレエも気が乗らず、もう今日で辞めます宣言。ところが、踊っているうちにどんどんどんどん、気分が変わっていきます。あれ、とってもいい気分。
そう、ライラのご機嫌はとっても良くなっていたのです。
子どもも大人も人間って案外こんな感じですよね。
なんとなく気が乗らない日でも、なんだかあれやこれやしていたらいつの間にかそんなことはつゆ知らず。たとえ気分が乗らなくてもそんなことに気を落としていないで、何かに没頭してみると良い。そんなことをさらっと愉快に伝えてくれました。
少しずつお姉さんになってきた娘。保育園の活動においても気乗りすることもあれば、そうでないこともあり、漠然といやだなぁと感じている日も出てきて言葉にするようになりました。それでも、まぁそんな悪いことばかりでない、ということをライラのおはなしを通じて伝えられるように思いました。
なんだか晴れない、なんだかなぁ・・・そんな日に親子ともども読みたいお話です。