フランス生まれの作家による作品。
題名と、表紙の深い青色に惹かれました。
日没から夜までの時間に、世界中の青い生き物たちを「感じる」感覚です。
青色と言っても、実はものすごくバラエティに富んでいるのですね。
何よりいいなあ、と思ったのは、生き物の色彩であること。
そして、これまた自然が作りだした空の変化の色と溶け合っていることです。
豊かな青色の世界です。
まるで生き物のような…。
一種のヒーリング効果もありそうです。
見返しには生き物たちの分布図や、青色のバリエーションがあり、
この世界を深めるのにうれしいですね。
小学生くらいから感じ取ってくれそうです。