新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

わらっちゃった」 ちゃいぶさんの声

わらっちゃった 作・絵:大島 妙子
出版社:小学館 小学館の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2006年07月
ISBN:9784097278825
評価スコア 4.65
評価ランキング 3,113
みんなの声 総数 39
  • この絵本のレビューを書く
  • 瞳に、炎・・・

    • ちゃいぶさん
    • 40代
    • せんせい
    • 愛媛県
    • 18歳、16歳、12歳

    なんだか、最近喧嘩が多い子ども達。そんな子ども達に、仲良くなってほしいなあ。友達と、仲良くする気持ちを持ってほしいなあ。そんな気持ちで本を探しているときに、この本に出会いました。

    題名『わらっちゃった』なのに、
    表紙の女の子は、瞳から炎を出して、真っ赤になっておこっていて、
    その顔を見て、聞いている子ども達は笑っちゃっていました。

    怒りのまま下校し、家族に八つ当たりする姿、
    すりむいた膝をお風呂につけた時の沁みて、ジ〜ンと痛む、あの姿。

    子ども達は、リアルな自分達の姿を重ねた事でしょう。

    しかし、しかし、展開は、
    何故にお化け寄席??

    お化け寄席で、お化け演芸ホールで、お化け芸人に大笑いしているうちに、元通りの仲良しになっちゃうんだけど、

    なんだか、私も笑っちゃいました。
    子どもの喧嘩は、仲裁して、さあ、どっちが悪い、なんて、
    白黒つけて、一方が一方に謝罪するなんてもんじゃないですよね。
    そんな場合もあるけど、大抵、どっちもどっち。
    喧嘩両成敗。
    意地の張り合いで、どっちがどうなんてこと、ないですもんね。

    喧嘩も大切。
    でも、それを、笑い飛ばすほうがもっと大切。
    友達が、一番大切。

    それに、気付く絵本です。

    表紙の、怖い顔からは一転、
    裏表紙は、ニコニコ笑顔です。

    「やっぱり、ニコニコがかわいいね。」
    と、しめようとすると、口の悪い男子は、
    「いやよ!そんなブス!ほっぺふくらみすぎ!」
    と、クレーム。
    いえいえ、なかなかチャーミングな女の子です。ウチの児童クラブの子のタイプではなかったようです。

    しかし、お化けの芸人さん達、面白いです。必見!

    投稿日:2009/05/23

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「わらっちゃった」のみんなの声を見る

「わらっちゃった」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / はらぺこあおむし / もこ もこもこ / いないいないばあ / がたん ごとん がたん ごとん / おつきさまこんばんは / ぐりとぐら / じゃあじゃあびりびり / ねないこ だれだ

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

みんなの声(39人)

絵本の評価(4.65)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット