齋藤槇さんの絵はなんて素敵なんでしょう。
自然に触れたいなぁと感じたら、この絵本を通して森の中にいるような感覚を味わえます。
くるるんの字の’’ ん’には、りすのくるるんのしっぽが描かれています。くるるんを囲む木々の色合いが一つ一つ丁寧に描かれていて、見ていると心地よくなってきます。
絵本の扉の木がまた味わい深く、この頁だけでも、お話ができそうですね。
お日さまが放つ優しい光、そしてハグ。
す?といっぱいのお花の匂いを吸い、綿毛がふ?と飛んで、いい気持ち。
一日変身を楽しんだくるるん。「ただいま」「おかえりなさい」大好きよのハグ。「おやすみなさい また あした」
くるるんのベッドにはどんぐりの絵が描かれています。柔らかな色使いがくるるんの安らかな眠りを感じさせます。
自然に包まれてすくすく育つくるるん。親子のゆったりとした温かなふれあいを感じ、幸せな気持ちになりました。