お友達が知っていること、自分だけが知らない。
悪気はないんだけど、そんな友達と比べて、劣等感を持ってしまうきつねのこ。
こういうお話って実体験では結構あると思うのですが、物語として書かれているのはあまりないかも。きつねのこの繊細な気持ちがすごく良く書かれているなあ、と思いました。
子どもが小学生になり、親が口出しする状況がぐんと減ってきました。
どちらの立場もこれからどんどん経験していくと思います。つい、他のお友達が嫌に思うようなことはしちゃいけないと言ってしまいがちなのですが、子どもたちは経験して学ぶものかも知れないと考え直しました。
もちろん、度が過ぎれば注意することもあると思いますが、親としてはできるだけ口出しせずに見守っていきたいと思いました。
そして、嫌な経験も、きちんと受け止めて自分の強さにしていってもらえたらいいですね。
きつねのこのように。