王さまが、おおどろぼうのヌスートに勝負を挑みます。「わしのお宝を盗んでみよ。」と・・・。
ヌスートは勝負を受けて立ち、盗むものを絵に描いて、わざわざ王さまに知らせるのです。ところが、その絵はまるで暗号のよう。いったい何を表しているのかな。あれかな?これかな?それとも・・・?あーあ、王さまはやっぱり、大事なお宝を盗まれてしまいました!
悔しい王さまは、ヌスートに絵をおくります。「今度はわしが、おまえの家に、これを盗みにいく」と。さて、その絵もまた暗号のようで、何がなんだかわかりません。でも、お話はここで終わり。
その絵が何かは、読者が謎を解かなければなりません。答えは載っていません。ちょっと難しいですよ(笑) 私は答えを見つけるまでモヤモヤしました。でも、子どもたちは この謎を簡単に解いてしまうんだろうなぁ。ぜひ、お子さんと一緒に読んでみてください。