お月さまがきれいに見える秋に特におすすめしたい1冊です。
この本で最初に行っているように、もともと旧暦は中国から伝わってきたお月さまを中心に考えられた一年の暦です。
長い間日本人はこの暦で生活をし、お月さまの満ち欠けで季節を感じたりしていました。
ということは頭でわかっていましたが、
「お正月」の意味は実は知らなかったです。(自分の無知が恥ずかしいっ!)
お月さま中心の「旧暦」では一年の始まりが必ず「新月」と決まっていたから、「正しい月」=「お正月」となったんですって。
他にも、七草がゆ・小正月・ご節句(ひな祭りや端午の節句ほか)など、日本の文化の欠かせない行事として、
お月さまにまつわる祝い事は今も残っているんだとわかりました。
祝日がただのお休みではなくて、きちんとした季節の節目節目のお祭りや祝い事だということをこの本を紹介することで、子どもたちにわかってもらえたらいいな〜と、思いました。