子どもは大きい方、高い方、速い方、多い方が好きだと思います。たぶん・・・。それは、育ちつつあるものの本能みたいなもの。
だけど、人生は ままならぬものなのです。「大きい!」と思っていたら、割れてしまったり、「高い!」と思ったら崩れてしまったり・・・。そんなひねりのある絵本です。小さな子どもさんは、この絵本を読みながらいろいろ比べて、たくさん言葉を覚えたり、使ったりすることができますね。
一方、子どもは「おんなじ」や「いっしょ」も大好き!比べることをたっぷり楽しんだあと、最後は「おんなじ おんなじ」で終わって良かったなと思います。