夏の暑い日に、ともこが体験した不思議なお話です。
あまんきみこさんが紡ぐファンタジーの世界。
日常の光景からいつの間にか素敵な世界を体験する様はやはり鮮やかです。
遠くのお友だちの家まで出かけたともこは、
帰途、にわか雨に見舞われますが、走っていると、雨の隙間を見つけます。
そこで見かけたのは、滑り台を運んでいるキツネたち。
おみこしのように、独特の掛け声が印象に残ります。
なぜか一緒に運ぶことになったともこが着いたのは、、きつね小学校だったのですね。
きつねみち、天のみちがキーワードでしょうが、それは読者に委ねられます。
きつね先生とのやりとりもほっこりです。
もちろん、滑り台というアイテムもワクワクですね。
やや長いですが、小学生に共感してもらえると思います。