親である大人の私が読みました。
おとうさんが子供の頃に貰ったプレゼントがどれも素敵で感心してしまいました。「アリのすのかんさつキット」に「プラネタリウム」に「イヌのしつけとかいかたの本」。
「おとうさんはいいこなんかじゃなかったよ,ただね,しあわせなこだったんだなって」,この最後の言葉にすべてが納得する絵本です。
サンタさんとの最後のクリスマスも,とってもいいですね!
親として,子供にはサンタさんの存在をいつまでも信じていてほしいけれどいつかはサンタさんとのお別れもあるのも事実で。
その時,このおとうさんのように夢のある素敵なお別れの仕方を,親として演出してあげられたらなと思いました。
そして,「私自身もいいこなんかじゃなかったけど,しあわせなこだったんだな」と思わせてくれる絵本でした。両親に感謝ですね。
子供には夢を与える楽しい絵本で,昔子供だった大人達にはキュンとくる絵本です!!
クリスマスってプレゼントがもらえる日のような感覚になりがちですが,大人になって改めて考えると「親が夢を与えてくれた幸せな時」だったのだな〜とこの絵本を読んで思いました。
世界中のたくさんの子供たちが幸せなクリスマスを迎えられますように☆心から祈ります。