『100かいだてのいえ』シリーズ作者のいわいとしおさんの絵本です。
他にも絵本を書いておられたんだぁと図書館で初めて目にすることができたので手に取りました。
前頁茶色の紙に描かれていて、絵日記みたいだなぁと引き込まれる絵本です。一冊の絵本の本の数十ページですが、そこに描かれる6人家族にいろいろなストーリーを感じることができます。
ストーリーはタイトルの通り、ドジな男の子の話です。
男の子を息子に持つ親としては、見ていてうまくいかないことも日々たくさん感じる中で、何でもできることがすべてじゃない、何か一つ自信となるできることがすごく大切だなぁということを実感させられる絵本です。
本人にはまだピンとこない物語かもしれませんが、節目節目で読んであげたい作品だなと思いました。