ねこさんは毎日、毎日、いじわるパン屋の主人にこき使われて、
それで本業の「ねずみとり」ができません。
それを見かねて、助けてくれたのは、ねずみたち。
ねずみたちは、知恵があって小さい体でも、
主人たちを追い出してしまいます。
最後に、ねずみたちが、ねこに名前を尋ねるとき、
いつも主人から言われていた「やくたたず」「ぼろけがわ」
が名前だと思っているところが、おもしろかったです。
ただ、1ページを細かくわけて、こまわりをしているところは、
あまりよくないと思いました。
そんなに細かく、くわしく書かなくても、
子どもたちは想像して楽しむからです。