まるで民話のようなお話しでした。
くすのきしげのりさんの創作童話です。
鬼の子「おにぼう」と、村の人間たちとの共存の道はあるのか・・・・・。
最後まで、大人たちの考えはおごったままで残念でした。
挿絵は伊藤秀男さん。「おこだでませんように」のベストコンビです。
1ページ内のテキスト(文章)につかれている文字の大きさも量も、本を読みなれているお子さんなら、気軽に読めそうです。
こういう良い作品。人の善悪を問うような道徳的な物語は、薦める大人のほうが好きです。
子どもたちに進めるとき・読んであげるときは、どうぞ力を入れすぎずに、こんな話があるんだよ」程度の気持ちでお願いします。
彼岸花が綺麗に咲く時期に読んでみてはいかがでしょうか。