2017年度読書感想文コンクール小学校低学年の部課題図書。
作者の実体験を踏まえて、認知症や介護について描いた作品。
ぼくの大好きなおばあちゃん、ばあばが、忘れてしまう病気にかかってしまうのです。
その具体的な行動が切ないです。
完全に忘れてしまうのではないところが、本人にとってもつらいということが、
よくわかるエピソードです。
近所の人々も、戸惑いながらも温かいです。
そう、目をそらしたいけど、理解する事が大切なんですね。
あとがきも滋味深いです。
そう、決して大変なだけの世界ではなく、学ぶことがあり、心が満たされる世界だということ。
心の持ちようを教わった読後感でした。