吉村さんの作品は以前読んだ事があって気になる作家だったのでこの絵本も選びました。作風が全く違ったので吉村さんの新しい一面を見ることが出来光栄でした。おタコ祭りが実際にあるのなら是非参加したいです。蛸の墨を顔にかけたり、今年の一言を披露したり。一年大事にとっておくのも素晴らしいことだと思いました。一番好きなシーンは一番初めです。嵐の前の静けさ、待つ人々の顔。緊張感がありながらもわくわくした気持ちを抑えられない観衆。色の使い方も絶妙で大好きです。来年のお祭りをもう楽しみにしているのはこのお祭りがとても素晴らしいからだと思いました。お祭りに参加したくなる絵本でした。