古きよきアメリカのかおりと温もりを感じる絵本です。
ターシャさんの絵は、本当に愛くるしい。
シルヴィー・アンがすごしたハロウィンの一日。かぼちゃちょうちんをつくるためのかぼちゃを畑に探しに行きます。
次はどうなるの? それから?とワクワクどきどきします。
そして、夢のあるエンディングは、わざわざ作ったような空気はなくて、ターシャさんは、きっといつも、かぼちゃの種にこう語りかけておられるんだろうな、と思えるような、そういう温かいものです。
小さなサイズで、18枚の絵に、落ち着いた文章が書かれています。
おうちで親子や、お孫さんに読んでいただきたいような絵本です。