中身を確かめずに借りてきたので、始めは失敗かな〜と思いました。
ぱっと見は社会科の副読本のような、環境について考えようみたいな感じ。
でも読みながら東日本大震災のことを考えずにはいられませんでした。
そして「3年の間は臨時の教室で授業を受けた。そのかわり環境についていろんなことを学んだ。」という言葉がとても印象に残りました。
きっとグリーンズバーグの子供たちは世界中の誰よりも環境について学んだ子供たちかもしれません。
そして何よりも作者自身がこの作品に取り組んでいる最中に自宅が火災にあった、というエピソードも添えられていて、ますます絵本の言葉がリアルに迫ってきました。
工事現場が満載のため、3さいの息子でも自分から手に取ってみていました。
竜巻、という概念は残念ながらまだ理解できないようです。