エリック・カール絵本美術館が編集した、23人の絵本作家からのメッセージ集。
それぞれの製作秘話などを語り、スケッチやアトリエ写真も盛り込んで、
とても読みごたえがあります。
エリック・カールはもちろんのこと、
レオ・レオニ(孫からのメッセージですが)、モーリス・センダック、オールズバーグなどなど、そうそうたるラインナップです。
日本人としては、安野光雅さんがなんとトップランナーを務めています。
エリック・カールさんの師がレオ・レオニさんだなんて、びっくりです。
絵本作品も収められ、それだけでもうれしいです。
ロバート・サブダさんの仕掛け絵もあり、その精巧さにため息です。
絵の道を目指す人たちへの、素晴らしいエールとなっています。
また、絵本好きの人にとっても、豊潤な本と言えると思います。