顔がパンパンのパン屋のろくちゃん。このネーミングが、すでになかなか楽しいのですが、お話は、もっと楽しく笑えます。そして、この彼のキャラクターもとてもいいのです。
パン屋のろくちゃんが、同じ商店街の人々を巻き込んで、笑いを提供してくれます。商店街の人間模様も垣間見られて、やはり、こういう商店街は貴重だな、と思わせてくれます。
親子でゲラゲラ笑いながら読みました。
ただ、楽しいだけに、短いお話というのが、ちょっと物足りなくも感じてしまいます。
是非、次回は、一冊に一つのお話にまとめて笑わせていただけたら、お話会でも読めるのですが・・・。続編を熱望しています。