初めて読む感じがする絵本で斬新でした。それもそのはずポルトガルの作家さんだということ。
やはり感性がまた違って、異国の雰囲気があり素敵だと感じました。
まず、色合いも不思議。限定された色しか使っていないセンスがとても外国らしいというか、独特でおしゃれだと思います。
そして、内容も、おしゃれな二人の男性の生活を孫の立場からおじいちゃんのお話を語るという切り口が好きです。
ライトさんは今まさに働き盛りの男性。
そしておじいちゃんは、きっとかつてはそんなライトさんのように働いていたのでしょうが、リタイアした後は、自分の余生を楽しんでいるというのが絵本からも伝わります。
ランチしたり、お茶したり、パグ犬を飼ったり・・ドイツ語を習っていたり。
口にはパイプをくわえて、なんだかとても優雅なお暮らし。
でもそれが全然嫌味ではなく、素敵だなと感じさせてくれます。
日本の絵本も大好きですが時に、外国の絵本に出会うと新鮮で、読みながら外国の気分も味わえてよかったです。
ぼくのおじいちゃん、素敵です!