ゴフスタインの絵本は、
ハッとさせられるメッセージが込められていてひきつけられます。
90歳のおばあちゃんが
子どもの時から大切にしていた、
父お手製の方舟とともに
それまでの人生をふりかえります。
大切な思い出が、方舟にはいっぱい詰まっていて
それは、とても暖かいもので・・。
自分自身も、人生の折り返し地点を過ぎ
友人から、終活・・という言葉も聞かれるようになりました。
振り返ったとき
いいことも悪いことも、暖かく振り返ることができるためには
「今」を大切に生きることのような気がします。
大切に生きている地点から振り返る出来事は
すべて温かく感じるような気がするからです。
絵も字も少ないこの絵本は
そんな気持ちにさせてくれた本でした。