話のテンポが良く、イラストの色づかいがハッキリしていて
小さい子でも飽きずに読める絵本です。
学びの要素もたっぷりあって、
各ページに、子供と一緒に考えるための問いかけがあったり、
巻末に、ネジができるまでの行程が写真で載っていたり、
親子でネジのことを学びながら楽しく読めます。
うちの息子は、工作が好きなのでネジの種類や働きについて
考えたことを色々話してくれました。
最後に「ネジ王子はあの時、どんな気持ちだったんだろう?」と
聞いてみました。
息子は、うーん…ごにょごにょ。
相手の気持ちを考えるのは、まだ息子には難しいみたい。
もう少し大きくなったら、また質問してみようと思います。
お子さんに読んであげる機会があれば、
ネジのことだけじゃなく、王子の気持ちの部分も
是非問いかけてみてほしいです。面白い発見があるかもしれません。
長く楽しめる本だと思いました。