原爆ドームが語る原子爆弾のお話。
戦争の悲惨さや、原子爆弾の威力のお話ではなく、原子爆弾が放つ、放射能の恐怖。
目には見えないけれど、ウランやプルトニウムのカケラは、まるでガラスの破片が体中に突き刺さるように、体中に浸透していくのです。
カケラは、生き物だけではなく、建物、山、川、海、、、何にでも浸透していきます。
そしてその影響は1万年も続くのです。
景色を覆い尽くすつぶつぶ、本当にぞっとしました。
原爆が投下されたのは、日本だけかもしれないけれど、今だって、頻繁に実験は繰り返され、世界中のあちこちに原子力発電所が存在して…。
実験は無害なのか?発電所は大丈夫なのか?
このままでは、本当に取り返しのつかないことになる。
みんなが真剣に向き合わないといけない時が来たんだと、強く感じました。