うれしいような、悲しいような、寂しいような
複雑な気持ちで読みました。
おかあさんが病気になってしまったために
「ぼく」のうちで預かることになった2歳になる「まもくん」。
まもくんの様子と、娘が赤ちゃんだった頃を重ねてしまったり、
まもくんのおかあさんが死んじゃうのかもしれないと考えたり、
まもくんと一緒にいるうちにぼくたち家族もみんなまもくんの
ことを大好きになって・・でも、いつまでも一緒にいられる
わけじゃないんだなあって思ったり。
赤ちゃんは、離れてしまったら一緒に過ごしたことを
忘れてしまいます。とってもさびしいことだけれど、ぼくは
「ぼくはぜったいわすれない!でも、まもくんはわすれて
いいよ!そのかわり新しいおうちになれて、にこにこ
楽しくくらしてね」と言うのです。
ちょっと「さっちゃん」の歌を思い出したりもしました。