アメリカの西部開拓時代に生きた家族のお話。
こうして 日本で家電製品に囲まれ、近くにあるお店で買い物をすれば大抵のものがそろうような生活をしている私からすると、全く別世界のお話という感じでした。自然の中で、色々なものを調達する暮らしぶりにぐいぐいひきこまれていきました。
生きた豚やクマを捕らえてさばいて食べるとか、豚の膀胱に空気を入れてボールにして遊ぶとか。食生活も子どもの遊びもびっくりすることばかり。
蜂にたくさん刺されてしまったら 急いで病院!と思ったら家族で速やかに手当て。その方法も今みたいに内服薬や塗り薬を使うわけじゃないんですね。
現代の生活と比べると不便で大変そうだけれど
自然と共存し、生き生きと楽しい日々をローラがおくっていたことが伝わってくる本です。