だいぶ前に、ぼのさんが勧めていらした絵本です。作者の綾野まさるさんはノンフィクション作家です。
この絵本は白血病にかかり、7歳の短い一生をがんばって生きぬいた光祐(こうすけ)くんの実話をもとに作られたお話です。
絵本を読むと、何処にでもいる明るく元気な男の子の日常が描かれています。それとともに、光祐くんの「急性リンパ性白血病」と闘う前向きな姿勢と、彼を支える家族の想いが痛かったです。
今、絵本の光祐と同じ一年生の下の子は、一人でこっそり読んで涙ぐんでいました。
幼稚園の年長さんくらいのお子さんから、読んであげれば内容は理解できるお話だと思います。
医学が進んだ今でも、「白血病」は怖い病気だと思います。こういう絵本を読むことで、一人でも多くの支援者が増えてくれるといいなぁと、感じます。